白ネギ焼き蕎麦

はまった食べ物はとことん食べる、それが私のポリシーというか本能のようです。

ピッツァにはまって外食はほぼピッツァだったり、ラムレーズンのチョコにはまった時は常にカバンの底に忍ばせたり、ミョウガにはまった時は(これは今もですが)豆腐の上に乗っかって提供された時に「上のミョウガだけください」と空気を読めないことを言ったりと、自分を見失うことも多々あります。

同じものを食べ過ぎたがゆえに、総じて一生に食べる許容量がふいに来ます。その時はあれだけ好きで食べていたものが、見るだけで辛くなる。コップに注いだ水が溢れる映像が脳の中で見えるような感覚に陥ります。

その日が来るのは、まるで運命で定められているかのようです。

そんなに食べなきゃいいじゃない、とよく言われますが、本能は誰にも止められない、その食べ物はなくてはならないものなのです。この時だけは「米五郎左」のような存在なのです。

米五郎左

織田信長の家臣、丹羽長秀を評した通称(ニックネーム)。柴田勝家とともに織田家の双璧といわれた武将。非常に器用でどのような任務でもこなし、「米」のように、地味であるが毎日の生活上欠くことのできない存在であるというような意味。

これも「米五郎左」でなくて「米」で例えればいいじゃない、と言われそうですが、これも本能。戦国好きは一生治りません。

本題に入りますと今のマイブーム、それは「白ネギ焼き蕎麦」です。

白ネギ焼き蕎麦

もちろんこの美味しさをご存知の方は多いかと思います。私は行きつけの居酒屋で提供された時に初めて知り、感動を覚えました。

使われた蕎麦は亭主の手打ちの十割蕎麦。打ち方も茹で方も香りも見事ということももちろんあります。しかし、一緒に入っていた白ネギと豚肉が見事に合わさり、塩加減も抜群にいい、そのシンプルさからは想像できない美味さから一発で虜になってしまいました。

白ネギ焼き蕎麦

偶然も重なったことも驚きでした。

まずはちょうど今、TREE&NORFが見事な白ネギを生産している真っ最中ということ。そのようなことは、居酒屋の亭主は爪の先ほども知らないのに、私にこの料理を提案してくれたのです。

その蕎麦を食べた次の日に、八百屋わったい菜のお客様が「こんなメニューがあって美味しいんだよ」とレシピをコピーしてまで教えてくれたのも、この白ネギ焼き蕎麦でした。

これはもう運命を感じずにはいられません。

それからというもの、その店では必ずそれを、家では小腹が空けばそれを、今日もそれを食べながらこのブログを書いています。

そうなると恐ろしいのが、運命のあの日です。出会いがあれば別れがある、春も近づきそんな予感しかしません。

蕎麦ブログを書こう!と思っていた矢先、つい先日、村尾が「横田小そば」のブログを書いていたのを見た時は、正直「またか」と思いました。

今年に入ってから、わったい菜ブログは「ピェンロー」という鍋の記事が席巻していました。わったい菜メンバーは個性が非常に強く(私はいたってフツーです)、普段自分の興味のあることに突き進むのですが、こういう時だけなぜか被る。特に食に関することが多いような気がします。

これも最近感じているマイブームの一つです。これに関しては運命のあの日が来ないことをひたすら願います。

山崎


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