おおかみこどもの雪と雨

こんばんは、スタッフの和多瀬です。

今日は友人と映画「おおかみこどもの雪と雨」を観てきました。とある女性が、おおかみおとことの間に生まれた女の子と男の子、二人の子どもを必死に育てていくというストーリーです。

とだけ聞くと荒唐無稽な話に思えるのですが、ものすごく丁寧に描かれた町並みや自然の景色、子どもとおおかみ二つの姿を持つ子どもたちの可愛らしさ、その二人の子どもに翻弄されながらも健気に生活をかたちづくっていこうとする主人公の姿を観ているうちに、そんな雑念のようなものはすっかり消えてしまっていました。

おおかみこどもの雨と雪

自分の子どもがおおかみこどもであることを悟られないために、主人公は山奥の一軒家に引越し、自給自足の生活を試みます。失敗を繰り返す主人公の前に一人の老人が現れ、畑仕事を指南し始めるのですが、主人公が家族三人分だけだから小さな畑でも良いと主張するのに対し、大きな畑をつくれと強く指示します。この理由を主人公、そしてわたしが理解した時、自分たちがTREE&NORFで取り組んでいる農業事業について、当たり前だけれども忘れがちなことの一つを思い出しました。

それは「地域の人たちに受け入れてもらい、その人たちと一緒に歩んで行かなければいけない」ということです。

これまで農業とは関係のない生活を送ってきたわたしは、大抵のことはお金を払えば解決し、必要なものを入手できる状況の中で暮らしてきました。しかし、その土地に土着して行う事業である農業は、周囲との密な関係性の構築が重要となってきます。その一つの大切な要素は「助け合う」こと。自分に出来ないことを誰かにサポートしてもらう代わりに、相手ができないことを自分がしてあげるといった、言葉にすれば陳腐で当たり前とも思える行為は、わたしたちの日常では忘れがちなものの一つのように思えます。

とりとめもない感想になってしまったのですが、とても良い映画でしたので、「え~、アニメ!?」という方も是非。オススメします。

さて、今日一緒に映画を観た友人は足が不自由なため、車椅子を使っています。彼と車で走り、駐車場に停め、町を歩いていると、普段の自分の生活からある視点がすっぽりと抜け落ちていることに気付かされます。アクセシビリティについてです。

この気づきから、世の中に対して何か具体的にアクションしていくことは難しい気がしますが、わったい菜の仕事に対してはすぐに実行できものが多そうです。色のコントラスト、文字の大きさ、読み上げ機能のためのソース制作といった当たり前のことは、美味しそうな写真や分かりやすい説明などと同じくらい重要なことですが、「もっと派手に!煽らないと!」といったインターネットでの販売の風潮に流され、忘れがちなことです。もう一度、別の観点から自分がつくってきた売り場を見直してみたいと思います。

そんなわけで、忘れがちなことを思い出した日曜日でした。

それではまた。


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